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2023.11.24(金)

とちぎデジタルハブ「デジタルシーズ勉強会」開催のお知らせ

 地域の様々な課題と、デジタルによる解決手法を持つ者とのマッチングを図り、実証実験なども取り入れながら課題を解決する仕組みとして始まり、地域課題の解決を加速させるとともに、新たな技術の開発やビジネスモデルの創出を目指す「とちぎデジタルハブ」は、現在320名を越える登録者と400件を超えるコメントなど着実に広がっています。
 とちぎデジタルハブでは、これまで「課題」中心に、投稿や課題深掘会、進捗報告会などを実施してきましたが、とちぎデジタルハブ登録者の中には、稀有なデジタルシーズを持っている方も少なくないことがわかりました。
そこで、登録者から、新しいデジタルシーズ・技術を学び、逆に自らの組織、地域、現場の課題を突破するイメージを広げるきっかけの場として「とちぎデジタルシーズ勉強会」を開催します。
 デジタル技術の理解が浅い方でもわかりやすいように、技術のメカニズムというより、その技術の内容と効果を丁寧にお話いただきます。どうぞ、お気軽にご参加ください。
 

第1回 12月4日(月) 14:00~16:00 オンライン 

 
①   「ここだけは押さえておきたい!DX(デジタルトランスフォーメーション)!」 
講師:とちぎデジタルハブコーディネーター/株式会社セレクティ 部長 赤羽敦史 氏
 
②   「電話応対を自動化する多言語電話ボット」技術の活用でできること
講師:株式会社ディライト 案野裕行 氏
株式会社ディライトでは、コールセンター向けに、ユーザー満足度を向上させ、コストを70%以上削減する多言語対応電話ボットを開発。このボットは30言語に対応し、50カ国の電話番号をカバーし世界中で利用可能。プロダクトは完全自動化や半自動化が可能で、元々自社の業務を自動化するためにサービスを開発し、コロナ禍中にローンチして以来、他社の支援を行っている。
 

第2回 12月6日(水) 14:00~16:00 オンライン

 
③   地域/市街地活性化に資するXRプラットフォームの活用及びスクール事業
講師:株式会社Psychic VR Lab 澤田有人 氏
株式会社Psychic VR Labは、都市空間と連動したXRコンテンツを制作・配信できるリアルメタバースプラットフォーム「STYLY」をプロダクトとし、世界中の都市の3Dデータが実装されており、これを活用することで実空間と連動したコンテンツを制作・配信することができる。世界中のクリエイターや各都市と連携し合いながら、現実世界をテクノロジーで拡張させる「リアルメタバース」を推進していき、ライフスタイルの中でXR/リアルメタバースを利用する「空間を身にまとう時代」の創造を行っている。
 
④   地域DX人材育成システム「NOVILU」活用でできること
講師:  株式会社ノヴィータ 地域共創事業担当 笈田詩乃 氏
株式会社ノヴィータは、多様な働き方の実現を支援することを掲げ、WEB戦略、人材、メディア、事業継承、地域共創のスペシャリスト集団。今回は、働き方に制限がある子育てや介護中の方がより自由に価値の高い働き方ができるオンデマンド教材を用いたデジタルマーケティング人材育成システムとその効果についてご紹介。
 

第3回 12月15日(金) 19:00~21:00 オンライン

 
⑤   地域商圏をつくる仮想商店街システム。ご近所注文お取次ぎアプリ「りべるーが
講師:Dia fortunata 岡田進 氏
ECサイトが日常生活の中にも浸透している現在、昔から続く近隣の商店に元気がなくなってきていることに問題意識を持ち、街の商店が簡単かつ低コストで注文を受けられる仕組みを開発。
 
⑥   自分でカスタマイズできる業務管理システム「Notion」の活用でできること
講師:株式会社アルフォ 代表 稲見宏之 氏 
株式会社アルフォは、現代のクラウド技術を活用し「ITリテラシーの底上げ」をミッションにし、宇都宮市に本社を構え、WEBシステム開発、ネットワーク構築、法人向けPC運用支援などの業務を行っている。今回、自社プロダクトではないが、日常の業務管理、情報管理のシステムとして「Notion」の便利さについてご紹介。
 

第4回 1月19日(金) 19:00~21:00(開場18:30~) ※対面 ※OPEN SESSION FRIDAYと共催

会場 栃木県庁本館9階会議室3

 
⑦   IoTを民主化するノーコードツール ifLinkと共創アイディア発想法で地域DXを加速
講師:ifLinkオープンコミュニティ エバンジェリスト 林田章裕 氏
ハートランド・データ株式会社 取締役 事業企画室長 新井雅嗣 氏
ifLinkにより「誰もがカンタンにIoTを使える世界」の実現を進めている。IF(条件)-THEN(アクション)型のルールでifLink対応モジュールであるIoT機器やWebサービスを簡単に組み合わせてデジタルによる課題解決の様々なビジネスシーンで利用できる。ifLIinkオープンコミュニティには150社を超える企業や学校が集い、オリジナル発想法「ifLink オオギリ」を使ってアイデアをたくさん生み出す。製造、介護、小売・店舗、農業、エンタメ、教育など様々な現場のユースケースに適用可能。ifLinkプラットフォームは、スマートフォン、設置型ゲートウェイ、業務用タブレット、対話型ロボットなど、様々な情報端末に搭載可能であり、商用IoTサービスのスピーディな立ち上げやユーザーの利便性向上に貢献。
 
⑧   ブランド経営向上を目指すお客様へ、明るさセンサシステム(ダイヤルシステム) を用いた「見える化」ツールの活用でできること
講師:株式会社アール・ティー・シー エンジニア 中村喜英 氏
株式会社アール・ティー・シーは、大手家電機器メーカの技術・製造協力会社として創業して以来、現在ではエレクトロニクス応用技術を核として、自動車電装、防衛・船舶、産業機械、住宅設備、医療機器、情報セキュリティ、介護福祉等のマーケットへ、技術開発、エンジニアリングアウトソーシング、部品調達・販売、ものづくりなどの各種サービスを提供している。今回は、明るさセンサシステムの活用例をご紹介。
 
⑨   携帯圏外も多い中山間地域における広域LPWA(Low Power Wide Area)通信(独自のIoT通信規格「GEO-WAVE」)のご紹介と栃木県における活用事例
講師:株式会社フォレストシー  IoT通信事業部  課長 藤本晶史 氏
株式会社フォレストシーは、日本の国土の4割が携帯圏外で電話がつながらない、通信困難な奥山、中山間地域をはじめ日本のあらゆる場所をIoT通信圏内にする通信機器とサービスを企画・開発から行い、トータルで提供し、「日本の隅々まで、IoT通信圏外を0へ」の実現を目指す。今回は独自技術「GEO-WAVE」とその活用事例についてご紹介。
 
 
定員:第1回~3回は定員なし(オンライン)
   第4回は40名程度(対面)
 
参加費:無料
 
申込:こちら(Googleフォーム)からお申込ください
 
主催:栃木県デジタル戦略課 とちぎデジタルハブ
 
実施協力:とちぎデジタルハブコーディーター事務局(NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク内)
     とちぎデジタルハブコーディネーター岩井俊宗 赤羽敦史