レポート作成日:2023/10/16
【10/7自然観察会に参加】外来種プロジェクトの進捗状況
自然観察イベント「「生き物マップ」を作ってみよう!」(10/7(土)さくら市)にて、生物の分類の判定ができるデジタルツールを活用した取組を行いました。
当日は、小学生から年配の方まで幅広い参加者の方が、「勝山城跡」周辺で動植物の観察や捕獲・採集を行い、「Googleレンズ」や「バイオーム」を使用して分類を判定したあと、絵を描き模造紙に貼りつけて、発見した場所や種の名称を記録する「生き物マップ」を作成しました。
今回は植物だけでなく虫も対象であり、動いている虫や小さい虫は判定が難しい場合もありましたが、様々な角度から撮るようにするなどの撮影時の留意点について気づきが得られました。また、前回の感想にもあったように、スマホを使ってできる「手軽さ」や「楽しさ」についての声が多く寄せられました。
今後、より多くのイベントに横展開して外来種問題の普及啓発につなげることができるよう、実際に使ってみてわかったことを踏まえ、デジタルツールを活用した自然ふれあい活動のフォーマットの内容を検討していきます。
(参加者の感想※抜粋)
・思った以上に沢山の生きものが見られました!デジタルを使うと詳しい名称も知ることができて楽しかったです!今後もっと進化して正確さが向上することを期待。
・動いている動物や小さい動物も簡単に判定できるとよい。
・アプリの検索結果と実物を見比べて動植物の特徴をよく見るので、発見が多くあった。絵を描くことであらためて写真をじっくり見たり、調べたりするのがよかった。
・デジタルツールを使って動植物の種類が判定できました。AIってすごい!
・デジタルツールを使うと容易に生物の多様性を感じることができました。
・デジタルツールをさらに使いこなしたい。