地域の非営利組織と、地域にいるプロボノ人材を発掘・マッチングをする仕組みを作成・実装したい
・課題定義
栃木県内では、子ども食堂や貧困支援を行っているNPOなどの非営利団体が地域の課題解決に尽力しています。しかし、そもそも非営利組織であるという構造と、少子高齢化による影響で、非営利団体はヒト・モノ・カネの確保に日々苦労されています。
この課題がより深刻な問題に発展する前に、課題に対する解決策を検討・実行する必要があると考えます。また、解決にあたっては、職業上のスキルや経験を生かして取り組む社会貢献活動(プロボノ)に参加する意欲がある人材を活用することが有効ではないかと考えています。
・目的
民間主導で少子高齢化によるリソース(主に人材)不足問題に先んじて対応し、地域の課題に立ち向かう非営利活動を行う団体を支援できる持続可能な仕組みを構築することを目指します。
・解決策のアプローチ
1.人材ニーズの見える化
非営利団体の人材ニーズをデジタルで見える化します。常にリソースの不足状況を把握できるように、必要なリソースを適切に見積もります。
2.リソースの供給システムの構築
不足しているリソースに対して、地域の個人や法人からの供給リソースを分野に分けて見える化できるように整備します。地域の人口が減少しても、貢献意欲を持った個人や企業が協力しやすくできる体制を作ります。
3.地域貢献度の見える化
リソースを提供した人々の工数も見える化し、地域への貢献度を測定できる仕組みを導入します。これにより、貢献活動の成果を視覚的に評価し、地域に貢献する意義を感じられる仕組みを確立します。また、その貢献した程度に応じてメリットを受け取れる仕組みを目指します。
・実証実験と展開計画
次に、以下の2つの課題に対する実証実験を行い、成果が確認できれば他の非営利組織にも横展開する予定です。
1.非営利団体の人材ニーズの見える化とマッチングサイトの構築
2.ボランティアの工数の見える化
このプロジェクトが進行していくことで、他の個別課題に取り組む団体にも広がり、地域全体でリソース不足の問題に対応することを目指します。
- プロジェクトリーダー
- 加藤さん
- 【P24】
- 2024/11/11 13:05
- プロジェクトメンバー:3人